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おにはそと!ふくはうち!

2024-02-09
節分が終わり、週明けからいきなり雪が降り積もった今週。
クラスの窓から見える外の景色も、いつもと違って少し新鮮に感じます。
しかし、凍てつくような外気になるべく触れたくない、ききょう組KANAです。
 
ということで、先週行われた節分の行事ですが、今年も大盛りあがりでした!
 
節分当日の朝は、鬼はどこから来るのか、子どもたちはそわそわ。
物音が聞こえてくるのは廊下側からなので、誰かが登園してくるたびに、今日はドキッとした表情をしていた子どもたち。
今にも泣きそうな子、泣くのを我慢して笑っている子、心臓のドキドキがいつもと違うと、胸に手を当てる子、そんな子たちを、守ってあげるから大丈夫!と励ます子。どの子もいろんな思いで、行事までの時間を過ごしています。
 
もうすぐ鬼がやってくるかな?という時間に、改めて子どもたちに節分の意味について話そうと思い「ききょうさ~ん!」とクラスに呼びかけました。
すると、それだけで行事が始まってしまうと勘違いした子たちが大絶叫!!
 
ちがうちがう、、、一回大切なお話しをしたかっただけ。
 
ヒイラギイワシはなぜ飾るのか、なぜ豆を撒くのか、どんな願いが込められた行事なのかを話している間に、子どもたちの涙も乾き、真剣に話をきいています。
 
お話が終わると、なんだか大人の出入りが激しくなってきました、、、。
それを察した子どもたちは、カーテンの中や大人の背中など、位置につきます。
 
そして窓をゴンゴンとノックする音が。ゆっくりとクラスに踏み入ってきたのは、大きなお腹の赤鬼と、もじゃもじゃ頭の青鬼です。
 
子どもたちはどうなったでしょう。
ライフスクールに来る鬼は、ちゃんと手加減ができる鬼たちです。
子どもたちが一生懸命投げている豆にやられ、無事に窓から出ていきました。
 
自分が追い出したのだと誇らしげな子に、ほっとして嗚咽しながら泣いている子。鬼が見えなくなったとたん、クラスの緊張感が一気に緩みました。
 
そのあとはみんなで散らかった豆の大掃除。籠をもってきたり、ほうきを持ってきたりと、いつもの片付けモードになった子どもたちでした。