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お別れライブ

2023-03-31
ブログの更新、お久しぶりになってしまいました!『KANA』です!

3月に入り、幼児クラスの女の子たちが集まってヒソヒソと何かを準備していました。その何かとは…

そう!30日に行われた『お別れライブ』です!
それも、クラスの友だちや職員を招待しての大型のライブ。
 
みんなに配るチケットや会場の装飾はもちろん、セットリストや台本も手作りなのです!(担任はそれを人数分コピーしてきてくるよう子どもたちから指示を受けました…)
 
本番数日前には、クラスを行き来しながら練習のために集まり、体を動かすために出かけた公園ですら、集合してセリフ合わせや通し練習をしていた子どもたち。
 
スポーツフェスティバルや就学祝い会の練習とはやる気が違うような…
しかしそのやる気がエネルギーとなり、これだけの長い間、子どもたちだけで取り組めたのでしょう!
 
いざ本番。カーテンで見立てた幕の裏から、その日合わせてきたスカート姿の女の子5人が登場しました。
「○○です。みんなこんにちは」と、マイクを渡しながら一人ずつ挨拶をします。
その後は歌とダンスの披露です。
曲目はティックトックでお馴染みの『かわいくてごめん』。幼児クラスでもみんなが口ずさめる定番の曲ということで、歌の間、観客の子どもたちは一緒に歌ったり踊ったりしていました。
 
拍手のなか、次の曲に移ります。これはみんなの知らない歌です。なぜなら…
 
子どもたちの自作の曲だから…‼
 
これは見に来ていたみんながびっくりです‼「みんなばいばい~♪」と、(たぶん)しっとりしたバラードが始まります。
 
歌が終わると大きな拍手が起こります。
そして最後には演者から在園児へのメッセージが。
 
「3歳児さん、4歳児さん、小さい子のお世話を頑張ってください」
「4歳児さん、5歳児さんを頑張ってくださいね」
「みんな、色んなことに挑戦してくださいね」
と、全部の学年を経験してきた5歳児だからこそ伝えられるメッセージが。
 
前半はしっかりもりあげ、後半はしっとりと感動させる。
たった5分ほどのステージでしたが、色んな思いがこみ上げる、素晴らしいステージでした。
 
ところで、これだけ大きな企画なのですから、演者以外を支えるスタッフが必要です。それを務めていたのが演者以外の5歳児です。
 
快くひきうけてくれた5歳児達は、受付係、誘導係、司会を担当し「何名様ですか?」「3歳児が5名ですね!」「こちらです」「初めの挨拶です」と、事前の簡単な打ち合わせのみで、大人も驚く完璧なスタッフに大変身!
 
5歳児がこれまで積み上げてきた絆、信頼関係、そして培ってきた力、すべてを出しきった『お別れライブ』。きっと、年下の子たちの目にも焼き付いたのではないでしょうか。
 
5歳児さん、最後に素敵なプレゼントをありがとう!さぁ、新年度も頑張るぞ!☆