中秋の名月をなぜ見たくなるのか。
2023-09-12
中秋の名月をなぜ見たくなるのか。
残暑の厳しさを感じながらも、朝晩に感じるほんの少しの涼しげな風に秋の訪れを感じ始める今日この頃。
タイトルにある「中秋の名月」一度は耳にしたことがあるだろうこの言葉。一体何を指すものなのかについてじっくり考えてみたことはありますか???
中秋とは旧暦の8月15日を指します。旧暦では7〜9月を秋としているため8月15日はちょうど秋の真ん中となります。
またその頃を1年間で最も月が美しい時期であるとして昔からみんなで月を眺めてきた。これが文化として定着し今に至ります。
月というのは古来から私たちの生活に身近なものでした。
それは時には暦を読む時に使い、潮の満ち引きに関係し、恋人に思いを伝える時にも使われたりと我々にとっては切っても切り離せないものになっております。
無意識のうちに生活の中にあるからこそ、この特別な秋の月だけは見ておきたい!!という気持ちになるのかもしれませんね。
2023年は9月29日が十五夜です。
こんな機会でもなければ夜空に浮かぶ月を眺めて、思いを馳せるようなことも中々ないのではないでしょうか。
この機会に秋の澄んだ夜空をぜひご家族皆様で、見上げてみてください。
大人にとっては当たり前のこの「月」も、子どもたちにとっては魅力的なもので「なんで光ってるのか?」、「ずーっとついてくる」などなど子どもらしいひと言に微笑ましさを感じること間違いなしです。
秋の心地よい夜風に辺り、月を眺める。
あなたは子どもの成長に想いを馳せるのか、これからの家族幸せを願うのか。
かくいう私はどんな思いを馳せようか。
気付けば月はいつでもこちらを見ているようだ。