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偏食ってなんなんだ!?

2023-06-06
注目
偏食ってなんなの!???
こちらは6月の離乳食のメニュー「たらと根菜の雑炊」→→ 
離乳食は素材本来の優しい味付けが特徴!!
全て安心・安全の手づくりです!

 ”子どもの好き嫌い”

これに悩まされている子育て中の皆様も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

これを書いている私もその1人で、娘が好きな食べ物ばかり食べていたり、食事を全く食べなかったりするとついつい不安になってしまうこともあります。そんな不安からつい食べさせたい気持ちが先走ってしまうなんて経験もあるのではないでしょうか。

 そこで今回は少し、専門的な発達の部分から子どもの好き嫌いについて考え、お伝えしたいと思います。


0歳〜1歳 

離乳食を通して様々な味を、食感、舌触り、温度、匂い、色彩などを五感で感じます。


2歳〜3歳 

この時期になってくると自我が発達するとともに食べ物の好みを主張するようになります。この頃から「嗜好学習」というものも加わり「体調が悪い時に食べて吐いた」、「無理矢理食べさせられて嫌だった」という嫌な経験、「食事の手伝いをして食べたら美味しかった」などの良い経験が好き嫌いに直結していきます。子どもの頃は特に記憶による経験を非常に受けやすいと言われています。


また人間には本能的に好きな味と嫌いな味があります。

甘み、旨味、塩味=本能的に好きな味。・・・エネルギー源や体を作ることに必要なもの。

苦味、酸味=本能的に嫌いな味。・・・酸味は”腐敗を知らせる” 苦味は”毒物”を知らせる味

そのため子どもには苦味、酸味を感じる野菜や酸味の強い果実など本能的に嫌いなものがあるのです。例えばピーマンやほうれん草など噛むと苦味やえぐみが出てくるものがそれにあたります。もともと苦手としている味を食べられるようになるには、何度も経験して徐々に慣れていくしかありません。様々な食経験を重ね、慣れていくことで味覚はより発達していきます。


子どもの好き嫌いは記憶の影響を受けやすいと書いた通り、食事の時は楽しい経験をたくさんすることが大切!大人も一緒に席につき、「美味しいね」一緒にに食事を食べるその楽しい雰囲気が子どもにとっては最高の調味料です!

逆に無理矢理食べさせる経験は子どもにとって嫌なものであり食事をより嫌いになる経験になってしまいます。

味覚も体や心の発達と一緒で「その子のペース」を保証してあげることが大切です。


食事も毎日の生活も楽しいことがイチバン!!
これはLIFESCHOOLのモットーです!!

6月29日には子育て支援として園庭開放を実施しております!
天気によってはLIFESCHOOLでみんなとプールに入れるかも♪
ご連絡お待ちしております!