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「トウモロコシが!!」

2024-07-19
5月から育て始めた野菜たち。「ほうれんそう」はあっという間に大きくなり、子どもたちと収穫して食べました。
いつもは苦手で野菜を食べることが少ない子も、自分で育てて収穫したことで、「食べてみよう」という気持ちを持って口に運んでいました。

その他の野菜も暑すぎたためか、なかなか大きくならず心配していましたが、ようやく実がなるようになってきました。「パプリカ」は色がつく前のピーマンがたくさん、「オクラ」も実がついて伸び始めると、あっという間に大きく空に向かって成長しています。

その中でも一番子どもたちの驚きと嬉しさが溢れていたのが「トウモロコシ」でした。
「これ、トウモロコシじゃん!!」と「ひげ生えてるよ」とプランターの裏や下から覗き込んでみていた子どもたち。

食べられるようになるまでには、まだまだ時間がかかりそうですが、子どもたちとともに心を込めて育てていきたいと思います。

子どもたちの遊びの中でよくみられる「ごっこ遊び」。先日幼児クラスでは、ホテルが出来上がっていました。お部屋は3部屋、お風呂にプール、ご飯を食べるところと上手にお部屋を使って遊んでいました。

写真はバイキングを真似して作り上げたものです。お皿もすべて自分たちで選んで取って、本物のバイキングのようで驚きました。「トングでここ(お皿)にとって」「持っていかないよ」「こっちで食べてね」と従業員の子どもたちは、遊びに来たお客さんに上手に説明をしていました。

また、隣のクラスのお友達を呼びに行き、宿泊をしてもらいました。お客さんを呼ぶには旗が必要!とのことで、画用紙に「ほてる」と書いて、ストローにくっつけ、旗を振りながらお客さんの呼び込みをし、もう一人の子は携帯を使って予約を取っていました。今の時代ならではの光景です。
お客さんを見つけると、お部屋まで案内し「フロント」と書かれた場所でお部屋のカギを渡し、お部屋やプールなどを丁寧に案内する子どもたちでした。お部屋のカギは子どもによって、カギを開けるようにする子や、「ぴっ」とかざすカギにするなど、それぞれの子が知っているカギの使い方をしており、とてもよく観察していることを実感します。

子どもたちにとって、日々の生活は見て・聞いて・触って・考えて、それを思い思いに再現して、表現して、ごっこ遊び一つを見ていても、たくさんの学びがあることがわかります。これからも子どもたちの素敵なアイデアを、さらに引き出していきたいと思います。