本文へ移動

わらべうた

2023-06-09
梅雨のじめじめとした気候で気持ちが晴れないこともありますが、お散歩に行った先の紫陽花がとてもきれいに咲いており、心が休まりほっとした気持ちになりますね。子どもたちは雨でも元気いっぱいに過ごしており、お気に入りの傘を持って登園する姿や、素敵な長靴を履いて「長靴で来たよ!」と嬉しそうに報告する姿に微笑ましく感じています。長靴は子どもたちにとってお気に入りになることが多いようで、晴れている日も「長靴がいい!」と履いている姿には思わず笑みがこぼれます。そうしたこだわり一つにも、きっと子どもたちなりの理由があるのだろうなと思いつつ、いつかその気持ちをのぞき込んでみたいと思う日々です。

先日、保護者懇談会を行い保護者の皆様と一緒にわらべうたで遊びました。園では日頃からわらべうたでのふれあい遊びや集団遊び等で取り入れています。わらべうたで有名なものは「なべなべ」や「とうきょうと」などの歌が多いと思いますが、他にも伝承されているわらべうたは多くあり、子どもたちとの触れ合い遊びの一つとして乳児クラスで積極的に取り入れています。わらべうたは音域が狭く、子どもたちも歌いやすいものが多いとされ、歌う力はもちろん聞く力やテンポなど様々な力を育むことが出来ます。また触れ合って遊ぶものも多く、特に小さい子どもにとっては1対1で大人と過ごせる貴重な機会にもなります。
今日はその中から1曲、すぐにできるわらべうたを紹介いたします。「いないいないばあ」などの遊びが好きな年齢の子どもがとても喜んで遊んでいる曲で、「ばー」と顔を出す姿は本当に可愛らしいです。

「ジージーバー」
歌詞:ジージーバー ジージーバー ちりんぽろんと とんでったー
遊び方:”ジージー”で布で顔を隠す ”バー”で布から顔を出す ”ちりんぽろん”で布を丸めたり上下に揺らしたりする ”とんでったー”で布を上に飛ばしたり怖がらないようであれば子どもの顔や体に布を掛けてあげる

ご家庭にある布ですぐに遊ぶことが出来る歌となっています。今回は乳児クラスでのわらべうたについて紹介いたしました。当園では「子育てひろば」でもわらべうた遊びの紹介を行っています。是非、ご参加ください。