本文へ移動

ハッピータイム(幼児クラス)

2023-05-15
GWもあっという間に過ぎ、新クラスになり1ヶ月が経ちました。長いお休みの後は、どうしても「もっとお休みがいい!」と思ってしまうのは、大人も一緒ですね。それでも子どもたちはお休み中に遊びに行ったお話や、久しぶりに会うお友だちに「一緒に遊ぼう!」と声を掛けて一緒に過ごす、微笑ましい姿が見られています。新しく入園したお友だちも園生活を覚えているようで、入園当初よりも早く落ち着き、保育者と遊んでいる中で笑顔を見せてくれている子どもたちです。

今回は幼児クラス対象の「ハッピータイム」についてお話したいと思います。なかなか聞いたことがない「ハッピータイム」は就学支援プログラムの一つとして取り入れており、ゲームや集団の遊びを通して協調性や社会性を育む活動として取り入れています。今月は、人形を使って「あんぜん?あぶない?どっち?大作戦」をテーマに、どういったものが危ないのかを絵カードを使いながら子どもたちと考えました。「おもちゃが落ちてたら危ない!」と子どもたち自身で考えながら発言していたり、友だちの意見を聞きながら「そうだよね!」と共感する姿が見られました。普段の生活でも起こりうることについて、改めて目にして言葉にすることでより、深く理解できているように感じました。
その後は、子どもたちが好きな指人形を手に取り、名前を付けたり人形同士で戦ったりと遊びました。中にはすべて同じ指人形を集め、「これみて~」と両手いっぱいに見せてくれる子もいました。また、自分たち同士で物語を考えながら劇のようにして遊び「サメの方が亀より強いんだよ」と知っている知識をたくさん、教えてくれる姿もありました。
最後は、チラシなどから好きなものを探してちぎり紙に貼り集める活動を行いました。好きなキャラクターや食べ物、乗り物などそれぞれが「これ好き!」と嬉しそうに集め、描かれている物を切らないように慎重に指先を使ってちぎっていました。チラシに折り目を付ける子もいれば、大胆に切って貼り付ける子もいて、個性豊かな作品が出来上がっていましたよ。

保護者の方がお迎えに来ると集めた好きなものの作品を嬉しそうに見せている姿があり、子どもたちの達成感も感じられます。こうした様々な活動を通して、子どもたちが生きていく上で必要な力を今後もたくさん育んでいきたいと思っています。