いよいよ2023年度が始まりました。

進級した子どもたちは新しい環境に興味津々で、様々な玩具を手に取り遊んでいます。新たな生活に戸惑いを見せながらも、保育者や友だちとの関わりを通して、少しずつ慣れてきている様子が見られています。入園した子どもたちも、保護者の方とのしばしの別れに寂しさを感じながらも日を追うごとに慣れ、笑顔を見せてくれる時間も増えてきました。

今回はそんな子どもたちの遊びのひと時を紹介いたします。

乳児クラスでは、押し箱に友だちを乗せて動かす姿が見られました。足にしっかりと力を入れ一歩一歩着実に進め、「できた！」と言わんばかりに保育者に満足した表情を見せ、その後もお部屋の端から端へと押して遊んでいた子どもたちです。

幼児クラスでは、より具体的な遊びが広がっています。目線を電車を動かす高さに合わせ、作った線路の上で動かして遊び、電車が止まったところで「ピル～ピル～ピル～ドアがしまります」というアナウンスを流していました。先日お出かけをした際に電車に乗ったとのことで、そうした日々の体験を再現していたのかもしれません。

子どもたちは日々の体験やお話を遊びで表現しており、その姿には大人も思わずハッとする瞬間があるのではないでしょうか。

また一時の遊びにも、成長を感じながら子どもたちの発想力や表現力に、驚くばかりです。

今年度は、どんな子どもたちの姿が見られるのかとても楽しみです。