育児担当制
決まった保育者がいつも決まった子どもの育児を担当します。
育児とは食事や睡眠、排泄、着替えなど、生活に必要なこと全般を指し、ゆくゆくは基本的な生活習慣につながっていきます。
保育所保育指針にも述べられていますが、乳児期は「特定の大人」とのかかわりが重要視されています。
園に来れば同じ担当保育者の顔が見られるということは安心感につながり、安心・信頼があるからこそ、子どもは自由に遊び、落ち着いて過ごすことができます。なお、育児に関しては担当制で保育を行っていますが、遊びは園内すべての大人がかかわり、様々な角度から子どもたちの健やかな成長を見守っていきます。
乳児保育を担当する保育者はご家庭と共に、子どもたちの人生最初の3年間を通して「信頼感の確立」、「情緒的生活の基礎の形成」を行っていきます。
育児担当制保育を行うことにより、特定の大人に育児をしてもらい安心して過ごせる環境を整え、大人との信頼関係が深まり、より深く一人一人の子どもの細かな成長をしっかりと把握し、関わることができると考えます。