ニジマスのつかみ取り
2024-09-09
8月は台風やらゲリラ豪雨やら天候に振りまわされた月でしたね。
8月最終日にあった『ニジマスのつかみ取り』の行事も、楽しみにしている子どもたちの横で、大人たちは台風が直撃するのではと、ソワソワしていました。
台風の心配はひとまず無さそうだと安心した早朝。ニジマスを運んでいる車が山梨で通行止めに合い、立ち往生しているという連絡が‥‥。
例年、晴天の午前中に開催されていたこの行事でしたが
「今日ってニジマスやるの?」「ニジマス来ないの?」「なんで来ないの?」と
いつまでたっても始まる気配がないことを感じたのか、子どもたちは何度も大人に確認していました。
そんな中、ニジマスが到着したのは11:30を過ぎたころ…。
長旅でニジマスも疲れているのではないかと心配しましたが、プールに放つと、それはもう、活きの良いニジマスたち!
ということで、昼食を済ませてからニジマスのつかみ取りの行事が始まりました。
子どもたちはプールの中を覗き込みながら、目を輝かせたり、反対に怯えた表情をしたり、色んな表情を浮かべていました。
中には「いや~!」「怖い~!」と叫んでいた子たちも!
でも・・・実は、その子たち、昔は平気で触れていたのです。
そう、なんだかんだ怖いもの知らずなのは、0歳児の子どもたちだったりするのです・・・。
今年、特に大人を驚かせたのは0歳児のある子ども。
大人が代わりに掴んだニジマスをじーっと見つめると、いきなり大きな口を開けてニジマスを咥えようとしたのです!
驚いた大人たちが「あー!!」と大きな声で叫ぶと、その声にはびっくりして泣いてしましました。
怖がらずに触ったり掴んだりする子はこれまでもいたものの、咥えようとする“ツワモノ“はこれが初めてで、これからも毎年やってくるこの時期に語り継がれるのでしょう・・・。
「大きくなった時、0歳児のころニジマスを咥えようとしていたこと、教えてみたいよね」なんて話をしながら、今年度のニジマスのつかみ取りの行事は無事に終わりました。
また、来年子どもたちがどんな姿を見せてくれるのか、今から楽しみです。