保育園の「えいご」
「小さいうちから英語をやった方がいいですか?」
「英語ってどのくらいできるようになりますか?」
保護者の方から、よくこうしたご質問をいただきます。
では、就学前の子どもたちにとっての「英語教育」とは、一体どのようなものなのでしょうか。
私たちは、それを「英語を覚えること」だけだとは考えていません。
たとえば、子どもたちが英語の歌に合わせて体を動かしたり、先生の言葉をまねしてみたりする姿。
そこには、「正しく言えるかどうか」よりも、「やってみたい」「伝えてみたい」という気持ちが生まれています。
この時期の子どもたちは、言葉を“知識”としてではなく、“体験”として受け取っています。
知らない言葉に出会ったとき、
「わからないからやらない」ではなく、
「なんだろう、やってみよう」と一歩踏み出せるかどうか。
私たちは、その姿こそが大切だと考えています。
英語は、あくまで世界を広げるためのひとつの手段です。
言葉そのものよりも、その向こうにある「人」や「文化」に出会うこと。
違う言葉を話す人とも、一緒に笑ったり、遊んだりできる。
そんな経験が、「違いを受け入れる力」や「他者とつながろうとする力」へとつながっていきます。
また、この時期に大切にしたいのは、「間違えても大丈夫」という感覚です。
発音が違ってもいい。
言葉が混ざってもいい。
伝えようとする気持ちそのものが、何よりも価値のあるものです。
そしてこれは、英語に限ったことではありません。
自分の思いを表現すること。
相手のことを知ろうとすること。
やってみようとすること。
そうした土台があってこそ、小学校以降の学びにもつながっていきます。
英語が好きになること。
人と関わることが楽しいと思えること。
そして、自分の世界が少し広がったと感じられること。
それが、私たちの考える「就学前教育における英語教育」です。
