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「ホテルごっこ」

2024-06-19
子どもたちの遊びの中でよくみられる「ごっこ遊び」。先日幼児クラスでは、ホテルが出来上がっていました。お部屋は3部屋、お風呂にプール、ご飯を食べるところと上手にお部屋を使って遊んでいました。

写真はバイキングを真似して作り上げたものです。お皿もすべて自分たちで選んで取って、本物のバイキングのようで驚きました。「トングでここ(お皿)にとって」「持っていかないよ」「こっちで食べてね」と従業員の子どもたちは、遊びに来たお客さんに上手に説明をしていました。

また、隣のクラスのお友達を呼びに行き、宿泊をしてもらいました。お客さんを呼ぶには旗が必要!とのことで、画用紙に「ほてる」と書いて、ストローにくっつけ、旗を振りながらお客さんの呼び込みをし、もう一人の子は携帯を使って予約を取っていました。今の時代ならではの光景です。
お客さんを見つけると、お部屋まで案内し「フロント」と書かれた場所でお部屋のカギを渡し、お部屋やプールなどを丁寧に案内する子どもたちでした。お部屋のカギは子どもによって、カギを開けるようにする子や、「ぴっ」とかざすカギにするなど、それぞれの子が知っているカギの使い方をしており、とてもよく観察していることを実感します。

子どもたちにとって、日々の生活は見て・聞いて・触って・考えて、それを思い思いに再現して、表現して、ごっこ遊び一つを見ていても、たくさんの学びがあることがわかります。これからも子どもたちの素敵なアイデアを、さらに引き出していきたいと思います。